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2007年8月

自転車と南の島_10(8/14===6日目)

もともと沖縄のこの辺は台風時の暴風や生活の中で直射日光を
避ける為、フクギを沢山植えて家を囲んでいたらしい。
通り抜けてみると本当にひんやり気持ちがいい。
風も通るし葉の香りも豊か、そして並木の周囲はごく普通に民家。
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馬や水牛の引く車で並木を観光することもできる模様。値段は不明。
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これだけ直射日光が遮られてるのに、不思議にポカッと光が届いてる地面に
ちいさな双葉が伸びていました。10年20年したら他のフクギと同じほど育つんですねぇ。
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抜けたところには小さな商店がありました。貝売りのおばぁちゃんがやたらと
「奥さんこれいいわよ綺麗よ」「奥さんこれならお土産にいいわよ」と言われるので
「結婚してないんだけど・・・」と言ったら「いーじゃないの奥さん」と言われた。訳わからん。
違う道筋の商店でポーク卵おにぎりを買って齧りながら帰還。
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水族館中で黒潮探検受付までダッシュしようとしたらもうすごい
人手でかなり大変。だけどなんとか間に合ってチビさん達に混じって
エレベーターで上階に昇ります。
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広い! 空間も水面も物凄い広さ。写真で伝わらなさそうだけど。

水面から見た方がジンベェもマンタも大きさが迫ってくる
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  観察場所は下が透明          ジンベエの餌やり場所
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  予備水槽                 3日前に生まれたエイの赤ちゃん(丸い方)
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黒潮の海を囲ってるアクリルの厚さは90センチあります。
黒潮の海正面の部分は、世界最大のアクリル板らしいよ。
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降りると丁度15時の餌タイム。観客大興奮。
アレだけでかいジンベエも興奮?ぐるぐる回転しながら水面に向かって
大きな口をあけて突進してゆくので物凄い迫力。
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その下で、底に落ちてゆくイカ等を食べる魚達。いやー、すごかった。
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ところで水族館出口に合った飲料水機とウガイ薬マシーン。びっくり。
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そろそろ去ろうかと外に出たらイルカショーが始まるところで
そのまま見物。芸歴30年?のゴンちゃんがものすごく芸達者。
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ラグーンではフジが顔を出してました。尾っぽがちっちゃい。
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水族館前の道でバスを待ちながら自転車をたたんでいたら白人系の旅行者さんが
「沖縄の人?自転車で旅行?」とか話しかけてきたので「横浜からー」とか。
バスに乗るときも、名護で降りるときもひょいと手伝ってくれました。
ああいう手助けの仕方は日本人以外の男性って総じてスマートだと思うなぁ。素敵。
(あ、勿論スマートに手助けしてくれる日本の素敵な男性もいますですよー^^)

今夜の宿は「南海民宿
近所には判りやすいお惣菜屋さんが。本当に揚げ物屋さんのようです。見てないけど。
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シャワーとトイレが同居してるのを驚いてたら、沖縄のスタンダードスタイルなんですって。
これならトイレ掃除がすぐできて清潔でいいねぇーと相当本気で感心。
もし家を新築したり改築するときはこんな風にしたいなぁと思ってしまった。
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部屋がクラシック。窓の上にはなぜか南さおりの切り抜きが・・・。
そしてご飯がとても美味しい。発泡酒が安い。飲酒はフェリー以来です。
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皆で沖縄代表興南高校の一回戦を応援しましたが、惜しくも敗退。
ガッカリしながら就寝。

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自転車と南の島_9(8/14===6日目)

朝6時半くらいにスパッと目が覚める。けど布団の中でちょっとぼやぼやしてみる。

長期滞在の人たちはアルバイトでも行ってるのだろうか、皆で「行ってきまーす!」
と出かけるのを送り出し、がらんとなった宿の中でモソモソと荷物を詰めなおしたり
おにぎりを食べたりしてる間にちょうどいい時間になったので、ポンすけ号に
またがって出発。
・・・と言うほどでもなく、あっというまに海洋博公園中央門に到着。
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ロッカーに荷物を突っ込んで園内へ。

まだ9時前だけれど、水族館に向かうお客がそれなりに。
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今日は雨が降りそうと言う話があったので先に屋外を見てみようかと
イルカラグーンに行きます。フジちゃんは水底で寝っぱなし。
他のイルカ達は来客に向かって鳴声をあげたり愛想を振りまきまくり。
低い仕切りを隔てた隣の浅いプールと深いプールを行き来して
目の前の観客が喜ぶのを彼らも楽しんでいる様子。
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ウミガメ館、10センチ無いくらいの小亀や大亀が沢山。
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マナティ館、いかにも何か考えてそうなマナティがゆったり泳いでます。
マナティのご飯セットは本物の野菜が並んでたり。

10時近くなって水族館入り口に戻ったらびっくりするほど大量なお客が
ぞろぞろと館内に吸い込まれてゆきます。あらしまった。
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館内、タッチングプールのふざけたデザインのwヒトデや珊瑚礁の熱帯魚を横目に見つつ
とある目的を完遂する為一目散に巨大水槽「黒潮の海」へ。
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出た!この大きさ!すげー!
水槽の中で泳いでるジンベェのでかいことでかいこと。
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うわーうわー言いながら水槽横のカフェテリア「ブルーラグーン」へ。
首尾よく席を確保して月桃の葉で包んだチマキのセットとカフェオレ、
黒糖のシャーベットを手に入れて席に戻ります。席の前には水槽。
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5日ぶりにまともなコーヒーを一口飲んだ瞬間の至福。
いや、東金久海岸でおばちゃんにインスタントはご馳走して貰ったけど
今回のは「コーヒー、だぁぁー」という脳がほどける様な幸福感。
マキャフリィの小説で、搭乗客がロケットの備品の中にコーヒーを
みつけ「ちょっと!まともなコーヒーがあるじゃない!あぁぁ2年ぶり!」
とはしゃぎながらふたを開けるシーンがあるのですが、あの気持ちが
心底力いっぱい理解できた。私も立派な珈琲中毒者のようですw
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目の前を抜けてゆくジンベエ達を眺めながら時を忘れてぼやぼやと
ブランチを食べる。や、チマキもお吸い物も非常に美味。
黒糖シャーベットなんかかなり本気で美味。
こういう施設の中でこれだけ美味しい物が出てくるとは・・・侮れぬ。
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名残惜しい最後の一口の珈琲を飲んで、また入り口に戻って今度は
ゆっくりと見学。東京の満員電車のように観客で一杯です。
なにがすごいってクーラーがまるで利かない温度なのだな。
  珊瑚礁の魚              ホオジロザメの皮 
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  チンアナゴたち             ウツボ
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  イトヒキアジ               ハナクマノミの1cmない稚魚(比較用に指)
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  オニオコゼ                超巨大イセエビ(30cm以上?)
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で、やはり大水槽前で座り込んで眺めてしまう。素敵過ぎる。
いやはや。時たまスキューバで潜ってる係員さんが羨ましい。
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しばらく経って、ひとまずお土産でも見ようかな・・・と出口に
歩いていったら「黒潮探検申し込み」のカウンターが。
おぉ裏側見学か、と試しに聞いてみたら1名なら14:30の回に
入れるとの事。申し込みはしたけどまだ13時前。
じゃあ公園北側の備瀬のフクギ並木でも見に行くかなーと
電気自動車一日乗車券200円を購入してエメラルドビーチまで
乗ってみた。ゆったりゆっくりしてて、なんとなく楽しい。

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自転車と南の島_8(8/13===5日目)

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与論→本部のフェリー「コーラルクイーン8」に乗り込み、遠ざかる与論に
「全然遊び足りんなぁ・・・」などと少々感傷に浸りつつ船内探検を開始。
「コーラルクイーン8」は「ありあけ」に比べるとぴっかぴかに豪華。
売店が常時開いてる!オリジナルグッズや各港のお土産売ってる!
ゲーセンがぴかぴか!カフェテリアとレストランが常時機能してる!
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うわー、これで48時間船旅ならゴージャスでいいかもー。
こんなに豪華だって知らなかったからお弁当買ってきちゃった・・・
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いや、美味しいけどね。ちなみに白身フライおにぎりとパンは明日朝用。

他の豪華さに比べて与論→本部港の短距離2等の客席はかなりアレな感じ。
体育館のように広い「イベントホール」に、1人頭かなり小さめのマットを
敷詰め、箱型枕と毛玉であまり綺麗っぽくない毛布がちまちまと並んでいる。
書き方は悪いけど避難船のような様相。男女完全相部屋。
うーん、これで48時間は無理だな。流石に堪えられん。
この船なら相部屋寝台個室に高い差額を払うだけの価値があるわね。
とかいいつつ多分安い運賃で行っちゃうであろう私。

  遠ざかる与論島             本部行きチケット
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名護高校ラグビー部夏合宿の帰りの大騒ぎの中、たまたますぐ傍に
席を取った小さい元気姉妹に蹴つまずかれるわ踏みつけられるわ
奇声を上げられるわで眠れぬうちに2時間ほどで本部港到着。
馬匹用コンテナと、陸揚げされた牝牛ちゃん。
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自転車を広げて装備をつけ、ザックを背負って海洋博公園前へ出発。
天気はよくないけど雨が降ってなくてよかったなぁ・・・
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瀬底島を眺めながら走るけれど、この辺は道が非常に狭い上に
場所によっては歩道が全く無かったりして、自転車で走行する事が
全く不可能な場所まである。しょうがないので裏道に逸れてみたら
目の前に「石敢當」 あぁ、沖縄来たんだな!と突然の実感。
周囲の建物は白いコンクリート製で、屋上に上がる階段やテラスが
なんとなくコロニアルっぽいような雰囲気。
「水族館割引チケット」のノボリに惹かれてファミマによると
それは「ファミリーマート沖縄」で、本土の物とはイベント等が
ちょっと違うらしい。制服とか同じだったけど。
6キロほどの道のりだったけどてろてろと1時間ほどかけて
ゲストハウスに到着。
一度入った後、近所の定食屋でふーちゃんぷる定食600円。
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建物は居心地いい感じなんだけど、長期滞在者の子達で
よいコミュニティが出来上がってる感じで溶け込みづらい。
ま、一晩だけしかお邪魔しないし・・・と屋上で音楽を聴きながら
流れてゆく夜の雲を眺める。西の方で稲妻が閃いている。
生まれて初めての沖縄の夜に色々考えつつ、さくさくと就寝。

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自転車と南の島_7(8/13===5日目)

ついた先は、昨日歩き回った時に前を通りがかったお店。
看板犬?の人懐こいビーシー君がパタパタお出迎え。
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ちょっと無口そうな『海の男!』って感じのKさんが説明など
してくれて、初めてウエットスーツを着込む。お腹とお尻がきついな。
ブーツを履いて、いざボートへ移動。
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3日目にしてやっと晴れた与論の海は本当に綺麗で、準備して貰っている間中、
ずっと海に見とれてしまう。
「使いきりの水中カメラ持ってきたんですよー!」と見せたら
「・・・撮ってる暇無いかもしれませんよ」と笑われる。
ボートの舳先で風をきる、久しぶりの感覚。上から見た海は、平凡な言い方だけど
手元までソーダゼリーのように青い。水なのが不思議。
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簡単な講習の後、すぐに装備を背負わせてもらってマスクをおさえて背面から
水中への方法を教わってアプローチ。
自分でも驚くほど何も恐怖を感じずに、あっという間に水中へ。
見上げた先に光っている海面の方へ、くるりと回って浮ぶ。
そのまま水中での呼吸、レギュレータの探し方等、実に軽くクリア。
マスククリアだけはシュノーケリングでも苦手で、1回やり直したけど「巧いですねー」と
全体的に褒められる。子供の頃から水の中だけは大得意だもんね。
早速潜りましょうとGO指示が出たので、嬉しくなってつるつるつるーと潜ってしまう。
水中でも息ができるってのは面白いなぁ。
あっという間に5mの地点まで潜りながら耳抜き。右は普通に抜けたけどいつも通り
左抜くのが下手。鼻を押さえて無理に抜いてOKサインを出す。

そこからは天国。どっち見ても水。生きてるサンゴ、イソギンチャクを見て、上を
見上げれば遥かなところに海面。幸せ。
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こんな深度でこんなに長くもぐっているのは初体験だから。途中やっぱりちょっと
流されそうになってしまったり。そのたびKさんにつかまり、移動の時はとにかく
Kさんの位置を確認しながら腕まで組んで泳いでしまったり。
ま、幸いフィンこと自体は使うのは得意なのでガンガン泳ぎ回れるけど、不思議と
底にすぐ沈んでしまうのを補正しながらの水中探検。
  Fl000019 Fl000013
熱帯魚がやたら寄ってきてぶつかるので「?」と思っていたら
ある地点でKさんが魚肉ソーセージを出した瞬間、わー!と
魚達が群がってきた。あは、なるほどね。
半分渡されたのを魚達がつつく。意外と力強い。
装備を背負う際にちょっと怪我した指までつつく。それは違うぞ!
  Fl000001 Fl000007
あがりたくないなーと思っていたんだけど、ついに時間。
Kさんに促されてロープを伝って海面へ。左耳がキュウという。
やっぱり左耳の抜き、下手だったかぁ。
装備をおろしたら、Kさんが「いやー、巧いですね。お世辞じゃないですよ? 
僕がみた体験の100中上位5人以内です。今すぐライセンスあげてもいいぐらい。
・・・なんで取らないんですか?」と思い切り褒めてくれた。

「なんでっていうか今回生まれて初ですしー」「あ、そうか」なんて言いながら
ご機嫌よく港の方へ。あれ?船が出たところと違う所へ向かうよ?
と、そこに電話でお話した元気なお姉さん=Eさんとベテランのお客さんたちがいました。
なるほどなるほど。
「楽しかったー?」「もう!超絶に!」とニッコニッコして話す。
そのまま先にお店へ帰還。Eさんたちの帰りをまちつつシャワーを浴びて、郵便局で
切手買ってきて、自分と「島へ。」の編集部に絵葉書を書いたり、ストアで
お昼ご飯を仕入れたり。
(なぜ編集部へ手紙を書いてるかという理由はコチラで。)
戻ってきたEさんと各種書類を書いて、もう一回Kさんに褒めて貰ってフェリーの
乗船場所に急ぎます。

予約していた本部港までのチケットを申し込んで、受け取ったポンすけ号の荷札を
見ると・・・「那覇行き」との記載。
これは・・・?と聞いてみたらやっぱり間違いでした。危ない危ない。
Kさんに「またおいで!」と言われて、握手してさようなら。

来る。絶対来る。今度はもっと晴れてて、もっと透明度が高いときにきます!
次は与論の素敵なところを250%満喫したいな~♪

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自転車と南の島_6(8/13===5日目)

案の定4時45分位に目が覚める。
外を見ると・・・風はあるけど雨は降ってないみたい?
風になぶられるサトウキビ畑の向こうを雲がグングン走ってゆきます。
また眠れなくなっちゃったのでそのまま荷物を片付け、6時ちょっと前に
そーっと下に下りていったら奥さんが朝ご飯の支度を開始するところ。
「散歩行ってきまーす」とポンすけ号を広げて走り出しました。
坂を駆け下りる爽快さ!そう、これがやりたかったの!

道をもう掃いてるモモヒキのおじぃちゃんとおはようの挨拶。にこにこ。
昨日も思ったんだけど、この島は全然知らない人にいきなり「こんにちは!」
「おはようございます!」と声をかけても皆が満面の笑みで応えてくれます。
いいなぁ、こういう場所。素敵だなぁ。

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赤崎漁港から海岸を周り東金久海岸の辺りを抜け、山羊や木造船を見つつ
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皆田海岸を周り込んで岩場のほうへ。皆田海岸の離れ島に泳いで行きた
かったなぁ・・・ いいもん、次回泳ぐんだもん。カヤックも漕ぐんだもん。
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でも今日は無理すればダイビング、いけそうだなぁ。わくわく。

またグルっと周って今度は内陸部。島の最高地が海抜94メートルなんで
大した事なくグルグル走れる。楽しい。
サトウキビ畑の真ん中は未舗装の部分が多くパンクが怖いので
ちょっと走ってやめ、自転車を押して歩く。それもまた楽しい。
牛に出会ってなんとなく時計を見ればもう朝ごはんの時間。帰還。

今日の朝ごはんは・・・この魚は何かなぁ。南の魚はわからないけど美味しい。
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朝食食べて「M」に連絡。・・・が「午前中にファンダイブが何組か
入っちゃったんで、午後からなら何とかなるんですけどもー」
え、午後イチでフェリーに乗るって私言ったじゃないですか。
「そうなんですよねぇ・・・でもうちも2人しかスタッフいなくて・・・」
それは解らんでもないけども・・・じゃあ昨日の夜でも、私のダメが
確定したところで「明日は無理」って連絡とかくれてもいいんでは。
顔出したときには「無理」って言わなかったんだからさ。
ていうかその時点で無理そうならそういってくれれば、まださぁ・・・

とぐちゃぐちゃいうヒマはもう無い。
解りました、じゃあいいですとサッサと電話切ってガイドマップの
ダイビング屋に電話電話。始業時間なのか、あちらもこちらもつながらない。
3件目?に「ミティダイビングリゾートでーす!」と元気なお姉さん。
午後なら大丈夫との話に、土曜日から降り込められていて、今日の
午後イチにはフェリーに乗ってしまう・・・と話をしたところ少し考えて
「よしゃ!なんとかしましょう!9時半に迎えに行きます♪」
と、ありがたいセリフ。いやぁ、もう泣きそう。

慌てて宿をチェックアウト。ご主人はお留守だったようで挨拶できず。
おかみさんが「これ、母が作ってるんですけど・・・」とビーズでできた
小さな可愛らしいカエルのマスコットをくれました。
「また与論に帰ってこれますように、ってね?」
嬉しいなぁ。可愛いなぁ。さっそくザックにつけます。
迎えの車に荷物を積み込み、見送ってくれるおかみさんに手を振って
民宿を後にしました。

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自転車と南の島_5(8/12===4日目)

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茶花には島唯一の信号機があります。島の子供の教育用ですって。
ストアで昨日壊しちゃった代わりの傘を買い、観光課のお姉さんと
喋り、他のストアも一通り眺めてウドノスビーチまで行ってみる。
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途中よろうかと思った喫茶店とお店はどうやらお休み。残念。
与論は普通に庭先にパパイヤの木が生えてて、実が沢山ついて
熟してます。軽くびっくり。羨ましい。
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あ、そうだ。パナウル共和国パスポートも購入しました。
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途中ダイビングショップ「M」を見つけ、たまたま人がいたので
声をかけてみる。「明日、大丈夫ならよろしくー」と再度お願い。

お土産屋で黒糖焼酎や、試食してみたら滅茶苦茶美味しかった
ヨモギ黒糖等を自宅に向けて発送。
気づけばもう夕方、乗り合いバスの最終時間になっていたので
慌ててバス停へ。来たバスの運転手はさっきのお兄さんでした。
また延々とお喋りしつつ東区へ移動。
兄さん曰く「パパイヤの木はね、自然に生えてくるのよー」だって。
バス停から大きく手を振って兄さんのバスをお見送り。
宿の手前5m位のところからまた雨が降り始める。ぽんすけ号、出せないなぁ。
まだ夕食には2時間以上あるので・・・これまた近所の民俗村へ行ってみようかな。
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正直入り口はものすごく入りづらい雰囲気。生い茂る樹木をかきわけて。
風雨がひど過ぎるせいか、閉演間際なせいかシャッターを一部下ろしている
状態でしたが、中をのぞくと観光客が数人お土産を物色していました。
ご主人がそれぞれの建物について案内してくれます。
ほんの数十年前、電気も水道も無かった時代の暮らし。手作りの道具達。
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一通り見て周ったらもう観光客は誰もおらず、民俗村管理の人達だけ。
「お茶どうぞー」と呼ばれて何の遠慮も無く混じっちゃう。
お菓子、焼餅(小麦粉と黒糖を混ぜて焼いた不思議なもの)、パパイヤ漬など
むしゃむしゃしながらお姉さん二人とおばぁちゃんと延々お喋り。
小学生くらいの男の子ふたりがシャッターを下ろすお手伝いをしてるのを
眺めていたら「この子達を撮った写真が生命保険のCMで使われてねー」と
指差す壁に、二人がこちらに満面の笑みを向けている、見覚えのある写真。
おばぁちゃんの使う与論語は本当に一片も解らなくて面白い。
お姉さんの内お1人はここの娘さんで、今は隣の島にお嫁に行ってるんだそう。
しかも昨日の晩宿に顔を見せたお嬢さん(東京から里帰り中)のお母さんらしい。
「こんなにお客さんと喋ったの久しぶりー!昔はみんなこんなだったんだけど
 最近のお客さんはダイビングやなにかで時間に追われてるから、車で来て
 すぐに行っちゃうんだよねぇー」とのこと。
「また晴れてる時に島に来て! で「きたぞー!」って叫んでくれたら
 隣の島からすぐ来るからね!」なんて素敵な言葉でお別れ。
これはまたこなくちゃね。

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夕食は、また素敵な雰囲気。そしてまた与論献奉、三線教室。
今日は食堂のテーブルで島の中高のマーチングバンドについての先生や
PTAの話し合いもあって、パソコンで映像見ながらわいわいやってるのに
これまた勝手に加わって(マーチングバンド好きなんだもん)映像見たり
質問したり、泡盛いただいちゃったり。
三線に夢中になっているお嬢さんに先生が指導を始めたのですが、流石
長年音楽教師をしてらっしゃるだけあって、実に見事な指導。
お嬢さんもあっという間に上達してました。
わいわいガヤガヤとあっという間に夜は深ける。
「明日の朝、シーカヤックできそうですかね?」とご主人に聞いたら
「いやー、無理だね。多分。やるんなら5時起きだけど」
「私、4時半くらいには起きてますよ?」
「いや、だって僕が寝てるから無理w」
外はまだまだ激しい風。どうなっちゃうのかなぁ。

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自転車と南の島_4(8/12===4日目)

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本日も4時半頃起床。おかしなクセがつきつつあります。
外は無常にも昨日にも増す嵐、朝日は気配ほども無く。
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朝食もなかなか手がこんでいます。
で、卵が生でも温泉卵でもなくゆで卵。同宿者全員、面食らう。
(島風かな。本土では朝ごはんでゆで卵はあんまり出ないよね?)
緑のはぱんだまーのおひたしかな。梅干だけが好みの味でなかった・・・
そしてお箸が何故か台湾風。割らない丸箸で、ビニール袋入り。
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朝食後「M」から「今日はやはり荒れてるので完全中止です」との連絡。
明日午後イチの船で沖縄に渡るので、午前中大丈夫そうならよろしく、と
また明日の朝一で電話連絡調整することになりました。
さて、合羽を着て暴風雨の中、ひとまず近くの赤崎鍾乳洞へイザ出陣。
お兄さんが2人、店番中。「中が半分浸 水してて」と入場料が500円→300円に。
懐中電灯と鍾乳洞内雨漏り対策の傘を借り、お1人が案内してくれました。
土が混じっているのか、この島の鍾乳洞は茶色がかってるのが面白い。
  ミニミニなパムッカレ          ソフトクリームな岩らしい
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  まだ奥に入れそう(柵無し)       エイリアンの卵らしい
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  戦争時には防空壕でもあったらしい  そして水没ゾーン 
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「今、水位が腰まであるんですよー」という説明に楽しくなってゴム草履で
踏み込んで、膝までバシャバシャやって遊んでしまった。いい年なのにw

雨風に吹き飛ばされながら東金久海岸へ。
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今日渡りたいと思っていた海岸沖合いに幻のように浮ぶ百合が浜を
恨めしく眺めているとアクセサリー屋のおばちゃんに呼ばれました。
お昼ごはんのお弁当を分けて貰ってしまった。
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昆布で似た大根とかゴーヤの鰹節炒め、めっさ美味いー♪
暫くグダグダ喋ってから百合が浜をみると、なんとこの暴風雨の中
モーターボートで渡ってる人たちがいる!すげぇ!
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羨ましいけど羨ましくないもん。
次回綺麗に晴れてる時に行くんだもんね。
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ピカピカ紫のDATSUNが停まってる横を抜けてバス通りに戻り
時刻表を眺めていたら後ろからプップッとクラクション。
ちょうどバスが来てたのでした。
既に全身もうずぶ濡れだったので座席に新聞を敷いて座り、運転手の
兄さんと喋りながら島の中心街、茶花へ。
すっごい壊れ傘を借りました。
もう、開けるだけで傘がひっくり返るんだよーめちゃめちゃ面白い。
曇りながらも一応雨はやみました。町の中散策開始~♪

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自転車と南の島_3(8/11===3日目)

4時半に目が覚める。外はパラパラ雨だが一応出てみると
厚い雲のむこうに朝日の気配。
西側は黒雲が切れている箇所から、金がかった柔らかい薔薇色の
雲が見えています。
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これまた月並みだがイタリアの絵画や天空の城ラピュタを思出し
あれらは実によく描けているのだなぁと感心する。

朝食、またもや病人食のようなセレクト。全部で490円。
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7時予定を大きく遅れる事11時前、奄美になんとか無事着岸。
船ですっかり仲良くなったおばさま達の荷物を持って
タラップを降り、迎えに来ていたおばさまのご主人と握手。
奄美に行った機会には家を訪ねる事を約束して別れ、艦内に
戻ると船の乗員から名前を確認され、与論を抜港する可能性が
だいぶ高くなってきた事、那覇に向かった場合の身の振り方を
考えた方がよい事を告げられる。

志布志と奄美でだいぶ人が降りてしまい、ガランとした船内で
毛布に包まって転げる。奄美を出てからまた降り出した雨や
波風がひどくなってきた為、甲板に出る事が禁止されました。
まぁ、うねる様にローリングする波で立っているのも大変だし
船室の床に寝転がっているのが一番楽なわけで。
最後の昼食は乗船人数が少ない為チケット制、せっかくなので?
牛丼を頼んでみた。640円。勿論牛は少なく異常に汁ダク。
だが意外に美味かったり。
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13:10予定を大幅に遅れる事17:40、ついに与論港沖へ到達した
との放送、しかし「入港できるか現在協議中です」という。
下船仕度をしてホールに集まったおよそ40人ほどでイライラと
不安に嵐のむこうでも白い浜、青い海を眺めてしばし待つ。
やがて船がゆっくり動き出した。港内に進んでゆく。
「ひとまず接岸しますが、波が高くなった場合は下船途中でも
 タラップをあげて離岸する事があります。急いで降りて!」
との放送に、皆ひとまず安堵の表情であたりをきょろきょろ。
降りてみると考えていた港の地形とやや様子が違う・・・
どうやら普段着岸する与論港ではなく、内湾の茶花港らしい。
木のむこうにプリシアリゾートの可愛らしい建物が見えます。

港には予約をしていた民宿 星砂荘  の主人と
もう1人の若者がマイクロバスで来てくれてました。
ここで、フェリー船内で何度か見かけた金髪の青年も同宿である
事を知る。これまた同宿であるらしい家族はお父さん、お姉ちゃん、
弟くんという3人組で、これは志布志の港にいた一家かなぁ。
6月から「ついた日か翌日に、時間の都合のいい時に体験ダイビングを
したい」と申し込んでいたダイビングショップ「M」へ今ついたと連絡。
今日は到底無理だし明日の状況もわからないので、また明日朝にでも
どうなるか決めましょうーという話に。

宿につき暴風雨が強くなるが生来の落ち着きのなさ、ちょっとだけ
でも海がみたいとご主人に傘を借りて最寄の赤崎海岸に行ってみたら
宿に帰還する少し手前、突風で一気に傘、お釈迦。ゴメンナサイ。
  嵐の赤崎海岸           手前にある伝説の泉(?)アマンジョウ
  Dsc00408 Dsc00403
宿のご飯は品数も多く、なかなか手が込んでいます。
新鮮なモズクって初めて食べたかも。今までも好物だけど更に好きに。
  Dsc00409

ご飯が一段落するとご主人が与論献奉の説明をしてくれ、作法に従って
皆で自己紹介しつつ与論島唯一の酒造・有泉の黒糖焼酎のまわし飲み。
さっぱりしてて甘くて美味しい。
お酒が入って暖まった席、ご主人が「三線でもしようかねー」と
歌を歌ってくれます。
  Dsc00410
弟くんも走り回ってる。人懐こくて元気が有り余ってます。可愛い。
皆で三線自主トレ。知らない同士、ツンペンツンペンと愉快。

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チビさんたちの部屋の前にずらっとてるてる坊主が寝てました。
うん、明日は晴れるといいねぇ。

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自転車と南の島_2(8/10===2日目)

朝4時半過ぎに目が覚める。
本当は今やっている「ケータイ国盗り合戦」という、全国のi-modeの
拠点を実際に巡って擬似スタンプラリーのような携帯ゲームの
ポイントを押えながら来ようと思ったのに、うっかり寝てしまって
東海地方が取れなかった・・・(まぁ電波が届かない場所も多々あるが)
ちなみにこの時点で接続してみると熊野沖らしい。

空が明らみはじめていたのでスカイデッキへ。
  Dsc00355
海から上ってくる朝日は、本当に漫画か手ぬぐいの柄の様で
少々笑ってしまいました。
  熊野のお山の朝もや      特徴的なくしもと大橋も見えます
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日中は会社近くの美味しいパン屋「アルサスローレン」で買った
チーズバゲットなどをモチモチつまみながら、他にやる事も無く
流れてゆく本島を眺め、海を眺め、アイス(ブルーシール♪)を食べ。
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小さなゲームコーナーには1988年の麻雀ゲームが生きてたり。
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「ありあけ」は基本は貨物船なので乗船客に対する施設は、ほぼ無し。
食堂は朝昼晩にそれぞれ30分強、売店も朝昼晩にそれぞれ1時間半ほど
開店、他の時間は閉まってます。身障者用トイレは閉鎖、倉庫として利用。
カフェテリア「でいご」は閉鎖され、食堂混雑時だけ臨時テーブルに。
風呂は湯船には湯がためられないようになっていて
(「近頃の公衆浴場の水質汚染問題に伴い湯船は使用禁止」と張り紙。
 それって10年前位のレジオネラ菌問題の話かしら。)シャワーが3つ。
ボディソープ他のアメニティはありません。
事務所カウンターも気がつくとすぐシャッターが閉まってますが、朝昼晩
にはちょっとしたおにぎり、サンドイッチ、散らし寿司なんか売ってて
これは大きさの割りに妙に安い。
他、自動販売機コーナーにはオリオンビールとキリンビール、ジュース。
冷凍食品のから揚げなどの軽食も。値段は全部、陸地と一緒。
本当にやることが全く無いので、退屈する人は沢山いそうだなぁ。
私は何でもかんでも楽しむ人なので愉快でたまりませんでしたが。

眺めていた中で、紀伊水道、備後水道が想像以上に広い海域で驚く。
真中に至ると本島も四国も九州もうっすら影が見えるばかりで
四方は全て水平線、広い海の真ん中で微妙に不安になったり。
単独航行で冒険している人たちってすごいな、と思ったり。

室戸岬 足摺岬を通り過ぎる。
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高知湾の真ん中からは高知市辺りは霞んでいて全く見えませんでした。

夕ご飯は、仲良くなったおば様と。610円。高ー。薄い豚肉2枚だよ!
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夕方を過ぎると雨は降っていないものの、徐々に雲が垂れ込めて
船全体も大きくゆっくり揺れ始めてきた。
気分が悪くなる人もちらほら。
こういう状態になると、自分が船に強い体質なのが有難い。
どうやら熱帯性低気圧が4つ固まって突如発生した模様。
よりにもよって沖縄東側海上・・・もしかしたら鹿児島着岸の後
奄美、与論の港に入るのを見合わせ(抜港といいます)して
そのまま那覇に向かう可能性があるかもしれないとの情報・・・
黒潮の流れと嵐のダブルの影響で既に船はだいぶ遅れてます。
不安に思ってる内に眠ってしまったようで、気づくと
船体右手に黒々と広い陸地、空に向かう都市の灯りが。
携帯の位置情報によればここは宮崎沖であるらしい。
雨はひと時止んでいて、雲が切れて星が出ていた。
甲板に出て暫く眺め、強風をいい事に久々に腹から歌を歌って。
満艦をキラキラさせた豪華客船がすれ違って遠ざかって行くのを
巨大なシャンデリアかお誕生日ケーキみたいだと月並に考える。

22時の予定を大きく過ぎた24時頃、鹿児島の志布志港に着岸。
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真夜中の港にはお父さんとその半分ほどの背丈の女の子?と
更に小さな弟くん?が立っている影が見えます。
小さな子たちには、こんな夜中だと大変だなと考えながら就寝。


あ、おまけ。フェリーのチケット。ぼけぼけだけど。
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自転車と南の島_1(8/9===1日目)

というわけで旅行記です。
自転車とバックパック、自転車にくっつけるリクセンカウルという
3大荷物を抱えて通勤時の満員電車に乗るのは無理だなと考えて
5時起床。6時に出勤します。
普段より1時間以上前についてしまい、会社でしばらくウトウト。
会社の廊下に山盛りになった荷物。
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今日が実質的に長期休み前の最終日になってしまう為、端から
コツコツと仕事を片付けて行くも午後になってから急に突発事項
(しかも休み前等の事情に何にも関係なく、年に何本かしか入って
こないような案件)が何故かバンバン入ってくる。なんなんだ??
16時に乗船手続きをせねばならない為、14時半にはもう会社を出ねば
なりません。というわけで、仕事の内超急ぎではないものを
すべて放り出して有明に急ぎます。
キリンたちを眺めながらゆりかもめに揺られて行く内に見える船。
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早速乗船手続きを済ませ、ぽんすけ号を受託手荷物に預ける。
これから2日間のお別れだけど元気でなぁ。
荷物が多く積み込みに時間がかかっているそうで、予定の30分遅れの
17時半出港となるようです。その間に船内を散策してみました。
  スカイデッキ           フェリーの名前と行き先
  Dsc00268 Dsc00274

図書棚、なんと私の気に入りの本がたったこれだけの中に4冊も。驚き。
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食堂が開いたのでひとまずご飯。欲しい物を取って会計の方式でしたが
食欲無かったのでこれだけ。380円。その間に船は動き出しました。
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  フジテレビ            ビッグサイト
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  羽田を出た飛行機       東京ディズニーシーの火山
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  沈み行く夕日           風の塔と飛行機
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大好きな街、横浜の夕景が見えてきたらなんだか泣けてきました。
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ランドマークが見えなくなるまで眺めていようと思っていたら、これが
案外大きくて延々と見えている。日が暮れきっても見えている。
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ランドマークって本当に大きいんだな、と実感した瞬間。
横須賀辺りの観音崎を周るまで、ずっと見えていました。

少々仮眠を取って、起きたら大島でした。
スカイデッキに出てみると憧れの360度水平線までの星空!
しばし海のかなたまで続く天の川に見とれ、ハッと気づき慌てて
星座早見盤を取りに戻る。
今まで名前は知っていたもののその星座の姿を実際にハッキリと
見たことが無かったかんむり座やいるか座、こぎつね座、ケフェウス、
りゅう座、白鳥座の全体、ペルセウスなどと思しき星たちが見えます。
時間を忘れて延々と星に見入っていました。
20年以上、これが見たかったんだな。
これが見たくて、フェリーに乗りたかったんだ。

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夏旅真っ最中-4

夏旅真っ最中-4
名護で二泊したあと古宇宙利大橋など見て現在は那覇・国際通り。
あと二泊で帰らねば…

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夏旅真っ最中-3

夏旅真っ最中-3
美ら海水族館周辺で8時間ほど遊んでおります。

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与論を離れます

与論を離れます
最終日になってやっと晴れ、朝6時頃から一時間ほどぽんすけとルーと散歩。
体験ダイビングもできました。
今は本部に向かう船。

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夏旅真っ最中-1

夏旅真っ最中-1
船に揺られる事実に48時間、与論島につきました。
暴風雨だけど。(-"-)

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夏旅出発日

本日が生まれてはじめての島への旅だったりします。
今まで大島も佐渡が島もわたった事無いんだもん。
すごく大きく見れば、台湾と香港島は島かもしれませんが。

先週木曜日(8/2)早朝、島情報はないかなーとネットをふらふらしてたら
島へ。」という雑誌を見つけました。
日本唯一の離島情報マガジンだって。
あら面白そうじゃない?とサイトを眺めていたら『無料会員募集』告知。
会員になるとフレンドシップショップで様々な割引が受けられるとか。
ほほぅ?与論も載ってるかも。
早くにこの雑誌を知ってたらなと思いつつ提携ショップ一覧を眺めたら・・・

・マルエーフェリー(東京~沖縄) 2等乗船料20%off

なんですとー!(#゜д゜)ずぎゃーん!
20%ってあーた、4400円っすよ!4400円!
船の中の食事も2食はプロテインで済まして、1食だけ食堂にすると
4000円位は浮くな・・・なんて考えてたあたくしにはデカすぎる金額ですよ。
泡食ってひとまず入会希望のお手紙をバリバリ書き、もう出発しちゃうので
大急ぎっす!という事情を記入し、8/2の朝一番に 速達 で出しましたw

しかしこういう「入会希望は封書で依頼してくれ」というのは今時珍しい。
だけどそれに対して 速達 で出す奴なんて早々いないと思うw
目立つ事によって気づいてもらえるのが早くなったらそのまま特急処理
していただけたりしないかなぁという思惑もあったりもしたんですが。

そしたらアナタ、この編集部さん素晴らしいです。
なんと月曜日には自宅に「島へ。」の封筒がきてまして、中には
編集部さんから「間に合うとよいのですが・・・楽しい旅になりますように」
というお手紙まで入ってました。
うわーん、なんていい人ー(;д;)
こんな勝手な訳のわからん内容に、こんなに丁寧に対応していただけるとは。
とにかく久々に人の情けに感動しました。
さすがこういう本の編集部。もう魂が島スピリットです。素晴らしい。
旅から帰ってきたら年間購読契約するわ、この本。決定。
与論からお礼のお手紙も出す。決定。
まぁ乗船手続きの際にいきなり提示して割引になるのかどうか
実はよくわからんのですが・・・。
しかも沖縄までじゃなくて与論までってのがどうなのかも
よくわからんのですが・・・。
早めにフェリー乗り場に行って聞いてみればよいかね。

本日朝は通常の通勤時間ではMetroちゃんを運べないので
1時間半前の6時出発で会社に行きます。
うは。頑張ろうっと。

本日夕方からはちょこちょこ写真+一言日記ですー。

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口笛ふいて ペダルをふんで

歩いている時、一番合っているテーマソングはトトロの
♪あ・る・こ~♪あ・る・こ~♪私はっ元気~♪
自転車に乗っているときはゲーム「MOTHER2」で主人公が自転車に
乗っているときの口笛の曲。心が軽やかになるフレーズ。
長年のファンが非常に多いこのゲーム、細かいところが実に可愛らしい。
普段比較的無表情な主人公が、自転車に乗ってるときはグラフィックが
パーっと笑って大きく口をあけて、実に楽しそうです。
自転車に乗ってる間は好きな時にチリンチリンとベルを鳴らせます。
二人以上で一緒にいるときは「二人乗りはだめ!」みたいな表示が出て
自転車に乗る事ができません。
で、乗ってないときは折りたたんで黄色いリュックに入れているという
ちょっと無茶な話だったりしてw

うちのDahon Metro:ポンすけ号は正直言って相当廉価な折りたたみちゃん。

Pon

Dahonのコンパクトバイクやマイクロバイクのシリーズって
 Fuego           Curve    


 Piccolo         Jet Stream

と色々あるんですが、それらの中で最もおちびな値段なのね。
それはFuego兄ちゃんの1/8以下の価格だったり。
形も「カッコイイ」と言うよりは「愛らしい」
いまや私にペイントなんてされちゃってカッコイイのカの字も粉砕消滅w

でも2ヶ月前まで「輪行」という言葉すら知らなかった私の入門編としては
充分すぎる自転車だと思ってます。なにより可愛いところがいいんです。
基本、私は手元に来た子は過剰に可愛がる人なんですが、この子は
ムチャなペインティングも、ますます「可愛い~」を倍増させております。
どんどんあれもこれも描きたくなってしまって危険なのだ。

だがしかし、「輪行」をググっていたらこんなのを見つけてしまった。
        Bikefridaytrailer_2

なにこれ! 可愛すぎ!
や、自分の入るためのトランク、牽引してるんだけどーw
ワンコが自分のウンチ処理袋や引き綱をくわえて歩いてるみたい。

これは「BikeFriday」という自転車なんだって。
一人一人の身長体重その他によってオーダーメイドされる自転車。
日本ではまだ3つ位しか正規代理店が無いらしい。
うわぁ、いつかこの子、欲しいなぁ・・・
牽引してる間は、このトランクの中に荷物を入れちゃえば
背負って漕ぐのより楽だもんね、多分。
それより可愛さのが先にたつんだけどー。

自転車も凝りだすと数十万円クラスの子が欲しくなるらしい。
今やりたい事が沢山あるから、自転車だけにハマるのはちょっと
無理な感じがするんだけど、凝ったら非常に楽しそう。

・・・とはいえ、やっぱり今はポンすけ号に夢中。
この子と同行二人であちこち楽しもうと思っておりますよ。
・・・同行二人・・・お遍路・・・  !! 
              ↑何か思いついちゃったらしい

さてさて。先の夢想はさておいて。
明日夜からいよいよポンすけ号を連れて南行きです。
無理しないように遊んできたいのだけれどね・・・。
いっつも遊ぶの必死になりすぎてえらい事になります。
5月の台北歩け歩け旅のときなんか、一日中歩きすぎて足が完全に
鬱血しちゃって、膝から下が長靴みたいに赤黒くなってたし。
(ていうかそこまで歩くのって、本気でどこかオカシイと思う)

もう大人なんだから「ホドホド」という事を知りましょうよ、自分。
・・・ちなみに、すごく仲いい人たちにも頑張りすぎちゃ駄目と
いわれましたが。
うーん、いや、多分死ぬ気で遊んじゃうんだろうなぁ。

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自転車に乗って家出

さて、南行き準備編日記も一旦お休み。

最近思い出したのですが、小学校低学年の頃の夢が「家出」でした。
夢って言うのか、それ?

その頃の「計画書」が先日、本棚の隅から出てきちゃったんです。

・必ず持っていくもの・・・
 おこずかい全部(多分全額で3000円ぐらい)
 懐中電灯、タコ糸(洞窟に入っても迷わない)
 スコップ タモ網 水筒 虫除けスプレー
 アルミ鍋 マッチ ライター タオル3本 切出しナイフ3本
 地図 自転車 「宮澤賢治全集」

・・・ヤル気です。超ヤル気です。なんだか判りませんが。
恐らく無人島に行って何かする気ですよ?このヒトw
この「持って行くもの」は物凄く何度も考え直しながら毎日毎日
作り直してた覚えがあります。
ちなみに切出しナイフが大好きな、変な女子小学生でした。
毎日カバンの中に切出しナイフとボンナイフが入っていて、それで
切り絵を作ったり鉛筆削ったり、ちょっとした細工物とか作ってました。
「毎日いじっているとナイフ使いが上手くなる」というのを
実践していたつもりだったり。
あ、未だに鉛筆や小さな彫刻みたいなものは削れますよ。

・決行の計画・・・
 よなかの1:00 家を出る
 海の方に向かって自転車で走る
 海についたら海岸に沿ってどんどん走る
 お腹がすいたら海岸に多分なんか落ちてる
 三浦半島らへんについたら横切って逗子の方へ行く
 どんどん走ってって伊豆まで行ったら海のそばで暮らす

この上なくアバウトw 時間らしき物が書いてあるのは最初だけ。
食料についても「なんか落ちてる」 ・・・いいのかそれで!
うーん、行動力があるのか無いのか?
いや、こういうのを世間では「無鉄砲」とか「夢見すぎ」と言いますね。

ボーイスカウトや山登りやイカダで世界一周みたいなのに憧れてました。
近所のガールスカウトのまとめ役の方と親がウマが合わなかったらしく
ガールスカウトには入らなかったのですが(うちの親とウマが合わないのなら
恐らく私自身とも合わないと思われる)、書店でボーイスカウト手帳とか
アウトドアABCみたいな本を買って縄を結んでみたり。
牧野植物図鑑を買ってあれこれ覚えてみたり。

アウトドアや冒険にはすごく憧れてる女の子だったのですが、残念ながら
周りにそういうことをやっている大人がいなかった事や、おとなしめの
女子校に入ってしまったので似たような部活がハイキング部と天文部しか
無く、ハイキング部の顧問が嫌いな先生だったというめぐり合わせ。
その後付き合った数名の男子はアウトドア志向ではなく。
・・・色々といい出会いがあったら今頃なんか変な事してそうなのに
何も始めるきっかけが無いままにここまで来てしまったわけだなぁ。
でも自分ひとりで何でも始めてみればいーんじゃない?と
思い至ったのは実際ここ最近の事で。
(いや、それまでも基本的に1人行動の人ではあったんですけどね・・・
 映画とか吉牛とかゲーセンとかパチスロとか。←最後のはやめました)

なにはともあれ、できる所からなにか手当たり次第に初めてみようと
思っている今日この頃です。
ミソジ半ばだけどw

・・・あ、ちなみに子供時代の夜中の自転車散歩は決行したことあります。
中学になってからですが。
真夜中にそっと家を抜け出して、ひとまず自転車に乗って延々と
走ってみました。夜明け前には帰りました。
真夜中に屋外にいるという静かで異質な興奮?違和感がものすごくて
今でもはっきり思い出せます。月が下弦だった事や電柱の影や。
段々と夜明けの白い光が、左手の方の空に混ざって行った事や。

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夏旅計画-7(準備編2)

書籍だけでなくネット上の情報や沖縄旅のブログでも色々と探します。
美味しいご飯、綺麗な風景、楽しい場所とか全く解らないし。
そこで見つけた素敵なブログの素敵なご飯。
首里町「石嶺食堂」の軟骨ソーキ丼
(「四十路ミセスの自転車疾風録」さんに勝手にリンクさせて
 頂いちゃったんだけど・・・えー、こういう時にトラックバック?)
うーわ、これ美味そうじゃない?
首里城はぷらぷら走りに行こうと思ってたので、首里城から
1kmほどの店なら丁度いいんじゃないかしら?
早速店の情報を探して、地図チェック。

他に本部のあたりに関東のぜんざいと沖縄ぜんざいは全く違うとか
コザの周辺の街並みなど色々な情報を得ました。
全部地図上にポストイットやボールペンで書いちゃうし。

いつもガイドブックって並んでいるのを全部見比べるんですが
8割がた同じような情報、同じような写真が並んでますよねぇ。
で、残りの2割にちょっとだけ違う情報が載っているという。
何ページも続くホテル紹介は私の場合大抵必要ないし
(宿泊を確定させた後でガイドブックを探し出すから)
「この小地域の地図はこの本にしか載っていない」
「この店に関してはその本にしか載っていない」
「この施設の使用方法の詳細はこの本にしか載っていない」
というのが多すぎて、そんな何冊も買い込むのはお金もかかるし
持って行くのは重いし・・・で困るわけだ。
絶対にやってはいけないことなんだけど(つか、犯罪です)
本の中で必要な部分が5cm×5cm位の記事のみだったりすると
その部分だけ写メしたい気分にはなりますやな。
(しつこいようだけど私はしないですわよ。頑張って暗記したりは
 するけども。・・・万引も人生で1回もしたこと無い。)

んで、昔から結構やってるのは道路地図を買って書き込み。
運転しないのに道路地図、すげー沢山持ってるw
で、それを手がかりに歩け歩け大会をするのです。
道路地図は線路や駅も詳細に載ってるからいいんだよね。
んで、最近面白いなぁと思ってるのがやっぱ書き込み地図で
爆発的に流行ってる「歩きたくなる○○地図本」シリーズ。
何処の旅行ガイドコーナーでも目に付くようになってきましたな。
もともとエルマガジンさんは関西の出版社さんなんで、大阪・京都・
神戸が最初に出て段々拡大して行ってる模様。
他の出版物も
滋賀本」 「カレー3/5」 「ラーメン3/4
とかってピンポイントで突いてくる感じ。
該当の地域に出かけるときは買うことにしよう・・・とか思ってたら
東京地図本
が出版されてるらしい。おぉ買ってみるか?
でも東京は結構頭の中に地図がもう入ってるからなぁ。

これの海外版(こっちのが先だと思うけど)が
MOLESKINE CITY NOTEBOOKS
見た目がカッコイイ。ちょっと持ってるだけでインテリ趣味な感じ。
中身英語なんですけどね。
少し前にLOFTかどっかで専用ディスプレイ書架にずらっと並んでて
その専用ディスプレイ書架自体がカッコイイの。
全然行く予定無いのにシドニーのやつとか眺めて喜んでたり
しましたけれども^^

書き込み用というわけではないんだけど海外版山渓みたいな感じで好きなのが
この「歩く○○シリーズ」シリーズ。
冊子自体が妙に薄いんだけど、そのかわりに広告ページがほとんど
無いので、軽い分持ってゆくも帰るも楽でいいと思ってる。
(るるぶやマップルはホテル・高級レストランの紹介ページや広告など
 私に必要が低いページが多過ぎて、重さと厚みがかさばりすぎるのが困る。
 行く前にその辺のページを外して半分の厚みにして行ったりしてますが。)
ま、この薄さでこの値段は高いか?と買うときいつも一回思うけど
実際に持って歩くと値段分の使いやすさがあるのでお気に入りなのでした。
書き込みやすい紙質なのも好きだ。
ちなみに多分3~4年に1回、前のバージョンが売り切れた頃に次のを
刊行する感じなので、データががばーっと変わってる事があって
前のと比較して楽しんだりもしてます。道とか。

なかなか覚えられないなぁと思ってる毎日でしたが
1ヶ月前には島の中で那覇が何処にあるかすら知らなかったのに
気づけば各市の場所、大きな城跡いくつかの場所、有名景勝地、
大きな道とバスの通過地点、押さえたいバス停などはそこそこ
頭に入った模様。(読み方はわからないんですがね^^;)
少なくとも通過しようと計画している周辺はなんとか。
で、覚えていくにつれて今回行ききれない「行ってみたい場所」が
増えてゆきます。
うーむ、行く前から既に2度目以降の旅の実現は確定か・・・。

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夏旅計画-6(準備編1)

最大の関門(?)有休の申請は・・・心配したよりあっっさり通りました。
しかしただでさえ長い休みの前はめちゃめちゃになるので、間違いなく
月曜日~木曜日午前中の仕事はえらい大爆発だわね。
いいもん、フェリーで気絶したように寝るから。

話は変わりますが、私はどこかに行く時には大抵ガイドブックを
購入して読みきり、場所の地図を頭に叩きこんでから行きます。
これをやらなかったのは2回だけ。
以前に大阪に突然行った時と、先日の伊香保&草津。
しかし大阪は結局何処を連れまわされたのか解らずに不安な上
帰京してから自分が何処に行ったのか説明できないという。
伊香保&草津は、もうちょっとで帰りのバスに乗れなくなるかも
という失態を自分責任で起こしてしまったし・・・(乗れてよかった)
そんな訳で今回は完全に1人な事もあるし、パーフェクトに頭に地図を
叩き込もうとガイドブックを買い込んでみました。

・・・が、沖縄のガイドブックが、自分が動く範囲が広い割に車を運転しないから
ルートや店が微妙に参考にならないw
あ、地図は勿論参考になるんですよ?
でも「周辺のお店」などが普通に目的地の15km郊外にあったり
するので、イマイチなんですわな。
(今までの人生で「猛暑の下の自転車行」を経験して無いので
 一応、自転車で動ける範囲は片道3~5kmまでと仮定してみてます)

更に言うなら沖縄に限らず、どうやら観光に行く人の大多数が求めてる情報が
私の求めている情報と微妙に食い違っているらしい。
なんか「すごい事になっちゃってる場所」とか「変スポット」みたいなのは
載ってないんだよね。

んだけど2冊目に見つけたのが今ものすごいお気に入り。
 「沖縄・那覇 完全攻略マップ&ガイド
私の泊まろうと思ってるゲストハウスがちゃんと載ってる。
通りにあるこまごまとした店も沢山載ってる。
「日本で一番狭い古本屋」なんて情報はなかなか面白いな。

と思いつつパラパラと見たら西城跡マップ中の記載に秀逸な一言が。
   Dsc00256
        ホテル跡・・・「日本でも指折りの大規模な廃墟」
うーわ。こんな微妙な、っていうか変わり者ゴコロをくすぐる
「それ本当は観光地じゃない」情報を載せちゃう本って大好き。
山と渓谷社のこのシリーズは今までの旅でも何冊も買ってるけれど
やっぱ他のも変な部分で面白いのだ。
最初から山渓のを買ってれば他のは買わないで済んだかもしれないなぁと
思いながらも毎日眺めて道路図を頭に叩き込む日々。

   Dsc00254
既に2冊とも↑こんなぼろっぼろ。出発前なのに。って写真じゃよくわからないかなぁ。
なんかふにゃふにゃくにゃくにゃな手触りです。
(ちなみにまっぷるの方は厚み半分化済。理由は明日の日記で。)

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夏旅計画-5(準備の準備編3)

昨日の続き・・・の話の前に。
一昨日の日記で騒いでたRixen&Kauleのシートポスト固定のバッグ。
コントア。
買っちゃいました。
なぜか一番・・・・でっかいの

うわー、ぽんすけ号にはでかすぎじゃね?これwww
と思いつつ。わっはっはっはっは!

いや、コレに荷物を詰めただけで近郊までサイクルツーリング♪
みたいな事をしたいなぁ・・・一泊分くらいの荷物を入れて・・・
とか考えたらコレになっちゃったですよ。
いーんだもん。後悔するどころか超ノリノリだから☆

さて改めて昨日の続きです。
色々予約も済んだので最後に帰り予定の日の便の空き具合を調べます。
普段ANA-EDYを使ってこつこつとマイルを貯めてるので、できれば
ANAで帰って来たい。早割だか旅友だかで何とかならぬかなぁ。
と、ANAのページをチェックします。
 がーん。
帰る日はいろいろと割引の対象外期間らしぃっすよ?
予想されていたとはいえトホホ。

片道、100%の普通運賃である39500円です。高っ!
・・・あれ。よく見たら株主優待券はこの期間も使えるみたい。
ANAやJALの株主優待券とはなかなか強烈な券。
これ持ってると、国内運賃が半額になるのです。
(一番遠くに行く便を使うと超お得な訳ですわな。札幌→那覇とか?)
で、チケットショップでは平均10000円位で手に入る。
という事は、39500÷2+10000円=29750円になるはず。

というわけで、ネット上でチケットショップをめぐり
いつも乗り換えに使用している駅の傍にもチケットショップが沢山あるので
実際にもいくつかの店頭をまわってみました。
予測どおり9500円~11000円ぐらいが相場みたいだな。
一通り周った最後の店で10000円と聞き『じゃあ9500円の店で購入か』と
歩き出そうとしたら「お客様、いつ何処へ行かれる予定ですか?」と。
他のチケショでは聞かれなかったな。この店が初めてだわ。
「沖縄から東京に帰る予定で」と言ったら「それでしたら28400円で
ご用意しますよー」との事。
まじっすか?
しかも手配を全部してくれるのなら、株券買って自分でやるより楽じゃね?
・・・もしかしたら他の店の方が安いかもしれない。
でもこの店、昔からあるしなぁ。店員さんも丁寧で感じいいみたい。
信用できそうな気がする。というわけでこのお店でお願いする事に。
ちなみに渋谷は道玄坂のジャパンギフトサービスさん。
巡り合わせは運だもんね。きっとこれで正解です。
仕事が非常に速く、翌朝10時過ぎには予約完了してくれました。

これで一通りの旅の準備の準備は終り!
より具体的な準備に入らねば。

ひとまず、最初に入る与論島の情報をガイドブックで探してみたのですが
「鹿児島」または「奄美大島」のガイドに2蚊等ページしか載っておらず
しかも与論島観光協会のホームページなどで判る内容。
これは本一冊買うのは勿体無いなぁ・・・でも地図欲しい・・・
とか考えてて思いついちゃったのが
 かごしま遊楽館
有楽町にある鹿児島県直営の情報センター&物産ショップです。
有楽町の駅の周りは各県の直営情報センター&ショップが多いのよ。
かごしま遊楽館の近くには熊本県、ちょっと歩いた交通会館の中には
北海道からあれやこれやと色々と入ってます。
ちなみに京都は東京駅、広島は新宿駅、新潟は表参道にあったり。
どこでも観光PRセンターなどを兼ねていて、現地から直送の物産もそんなに
値段onせずに売ってるので楽しいのだな。
というわけでかごしま遊楽館へGo、無事に与論の地図を無料でゲットしてきた次第。
定期券内だから交通費もかかんないし! 旅のお小遣いの為にも節約節約。

・・・あ、各自治体の観光PRセンター一覧ページとかってあったら便利かな?
自分のためにもw
よし、今度時間が空いたら作ってみようっと。

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夏旅計画-4(準備の準備編2)

宿の他、与論の中でしたい事をあれこれ考えて2,3の予約。
「1人で、他のお客さんに混ぜてもらっても何でもいいし
 時間もこれこれの範囲なら都合のいい時でいい」みたいな
予約だと結構どんな予約でも入れてくれるという事が解りました。
海では勿論ウロウロするので、水遊び用の
ウォータープルーフ小物入れ 潜水対応の防水小物入れ
    
これで大丈夫!なはず・・・?

まず与論、の次はいよいよ沖縄への旅程です。
最初は与論→那覇の航路しか無いのかと思っていたので那覇から水族館に行くには
どうしたら良いんだろう?と思って困っていたのですがよく調べてみたら
美ら海水族館近くの本部港に立ち寄るフェリーがあるのが判ったので予約。

ようやく沖縄上陸の目処がつきましたよ。

んで沖縄の中ではゲストハウス等を活用したかったので、楽天トラベルはは参考のみに使用。
あちこちのゲストハウスや民宿に直接電話して直に予約を取りました。

真夏に行くつもりなので、もうあちこち予約で一杯だったり
するかなぁ・・・と予想していたのに、意外な位に希望の場所に
一発で予約が入り続ける。
ま、計画のスタートが早かったのも理由だとは思うけれど
これは絶対にこの旅、運が向いてるね!と思った次第。
・・・一軒、宿のおばぁちゃま?が電話対応してくださったのが
全く(!)何を言ってるか聞き取れなくて困りましたが・・・
あぁ沖縄って異国なのね。異国語なんだわ。

さて、最後に帰りの足を探して手配せねばなりません。

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夏旅計画-3(準備の準備編1)

次は本土に渡ってからどう動くかの計画。
一介のステレオタイプな女性事務員で給与もあまり高くない自分、
性格的にも「LuxuryなSummerHolidayTrip」とやらにするつもりも無く。
全体的に基本、安め宿&自転車と路線バスの旅にしようと考えました。

最初は各地でレンタル自転車or原チャしようかと思ったのですが
自転車:1300~1500円/日、原チャ:3000~3500円/日が相場みたい。
全日借りると10000円以上かかりそうだなぁ。
・・・借りたところに返さなきゃいけないから朝A地点→夜B地点みたいな
移動に使うわけにもいかないし。
・・・うーむ。
前から欲しかったし、この機会に買っちゃうか?
と、手に入れたのがうちのぽんすけ:Dahon Metroちゃん。
Pon



(いきさつは以前の日記)

先日の日記にはリアの荷台を購入して、と書いていたのですが実はこれが今、
ちょうど在庫が代理店にも問屋さんにも何処にも無い状態で、あちこちの店舗で
探してもらったのですが結局見つからずにキャンセルになりました。
アルミの物を探していたんです。というのがアルミキャリアだと装着して
輪行バッグに入れて全体で14kg、担ぐにもその辺が上限かと思うし
飛行機の手荷物として追加料金を払わずに済むのが15kgまでのはず。
でも何処の店舗に問い合わせても「スチールのはあるんですが・・・」

もしかしたら実際の店舗にあるかなぁと思ってDAHONを置いてある
近所の自転車屋に行って聞いてみるもやはり在庫無し。

がっかりして帰ろうと思ったら店員さんにこんなのを提案されました
 RIXEN&KAULコントアマグナム
なんだかうちのぽんすけ号には過分に(e)na.な気がする・・・
ちとデカ目? けど、かなりいい。
これ、盗難防止にカチっと簡単に付けはずしができるので
自転車を離れる時には外して持ち歩けるのよ。
盗難心配性の私には非常に安心だー。

調べてみたらRIXEN&KAUL、アタッチメントさえ自転車につけちゃえば
色んな種類のバッグ類をカチカチくっつけて楽しめるらしい。
ハンドルにつけるアタッチメントとかもあって、外せばそのまま
トートバッグ       ザック類        

みたいに持ち歩けたり、更に!更に!
  籐かご       お買い物バッグ    いぬいぬバッグ

なんていう打ち抜かれグッズまで。
スポーツ用品とかって大抵、黒一色とかで男の子用って感じになりがちだと
思い込んでたので、籐かごとかって乙女サイクリング♪みたいなのがあるとは。
やばい(*´д`) 必要ないのにいぬいぬバッグがほしい。
ひとまず今回の旅行だけじゃなく、今後もこれなら荷物をこれにいれて
手ぶらチャリ行ができるなぁとマグナムをご購入決定。
でも、もう一回り小さい方のコントア をくっつけて
トートバッグつけたらきっと可愛いなぁ。うわー。

よぅし、こんなに自転車豪華にしちゃうんなら、できるかぎり
延々とこいでゆこう。バスには疲れた時のみ乗る感じで。
そんな計画とも言えぬ計画をとりあえず考える。

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夏旅計画-2(旅計画きっかけ編2)

ひとまずフェリーで沖縄に旅客として行ける航路はあるのかどうか
調べるところからはじめると、すぐに発見。
 マルエーフェリー(東京~沖縄航路)
 (ついでだけど実際に乗った人のページ)
うちの会社の夏休みが始まる2日前の木曜日夕方に、有明港から
出航するらしい。
・・・長期夏休み前にくっつけて、1.5日有休なんて取れるのか?
いままでそんなのは取った事ないぞ?前例は・・・見た事あるが。
・・・ ・・・(逡巡)・・・ ・・・ ・・・取っちゃるwww

更に見ると途中で志布志(鹿児島)、奄美大島、与論に寄ってから
沖縄に行く模様。じゃあ沖縄の前に違う所によってもいいなぁ。
奄美って「アマミノクロウサギ」とかいるよね。
と奄美大島をググってみます・・・
でかい。島全体が、想像してたのより全然でかい。さすが「大島」
これはちょっと、沖縄のついでの1日や2日じゃ勿体無いかも。

というわけで奄美はまたの機会に譲る事にして与論をググります。
・・・ちっちゃい。島全体が予想をはるかに超えて小さい。
そして海が、砂浜が、海中があまりにも綺麗。 ここだ!決定!

もう、有休取れるかどうかの確約すらないのに、速攻でフェリー
会社に電話をかけてしまった。
あまりにもあっさり予約が取れて拍子抜けですよ。次は宿だ!

楽天ポイントがANAマイルに変換できる事を知ってから
宿探しであれ物探しであれ
楽天
を眺めて探すのが常なワタクシ。ちなみに伊香保と草津は楽天経由。
ま、それでも自分の希望に沿った物が無い時は別ルートで探すけど。

今回も楽天から見つけたこんな宿。
 「星砂荘」
他の旅行ブログなど探してみても、総じて評判がいい。
加えて今回は実は人生初の完全一人旅なので、できれば民宿やなにかで
誰かと知り合ったり宿の人に構って貰ったりした方が楽しい。
で、この宿は夜は食堂かどこかで黒糖焼酎で酒盛りがあるらしい・・・
見てみると空いてる部屋あるし。繁忙期なんだけど1人宿泊の設定あるし。
というわけでサクサクと予約完了! 素敵。素晴らしい。

で、予約完了後に知ったのですが、この週末はちょうど大潮の日で
百合ヶ浜見物にも最高な上、与論中が大きなお祭りで花火が打ち上がるみたい。
うわぁ、偶然にしちゃ出来すぎじゃない?
多分この旅は、計画して正解って事だったんだろうなぁと考える。
いいね、なにかラッキーな事が次々起こってくれるかも。

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